2月最初の土日のお休みは、1月は少しバタバタしたんで、編集するガイドブックの資料本や、趣味の小説本なども読んで過ごし、映画も観た。
映画は、雪の週末につき、映画館は人が多そうなんで足を運ばす、ツタヤのカードを更新したら、無料DVDレンタル券というのをもらったので、それで一本。
こないだまで上映していた、ハリウッドの最新作がズラリ並んでいたが、 店頭には、外国映画(米国以外)の佳作も目白押し。レンタル店の品揃えに感心しながら、渋いヨーロッパ映画を一本借りた。
『思秋期』(2011年/英国)
男女の相反しながらもシンクロするという構成が見事。主人公と同じ年代のわしにとっては心に響く作品。救いのない人生などないのだ。
子供から大人になる時期が思春期とすれば、大人から老人になる間の時期が思秋期ということ。
思春期は、大人になることに悩むが、思秋期は、もう後戻りできない大人になってしまい、あとは年老いていくだけの現実を前に、どう人生の総括、落とし前をつけるかに悩むといったところなのだろうか。肉体的には、更年期にも悩む時期でもあろう。
更年期といえば、援交、金貸し、儲け話、がほとんどな迷惑メールの中に、最近、健康食品会社から「頻尿でお困りではありませんか?」という、親切なメールも届くようになった。
わしももう、人生は秋。清水町上区老人会への参加の日も近いのか。