images (1)

2/10 思春期でなく思秋期

2月最初の土日のお休みは、1月は少しバタバタしたんで、編集するガイドブックの資料本や、趣味の小説本なども読んで過ごし、映画も観た。

映画は、雪の週末につき、映画館は人が多そうなんで足を運ばす、ツタヤのカードを更新したら、無料DVDレンタル券というのをもらったので、それで一本。

こないだまで上映していた、ハリウッドの最新作がズラリ並んでいたが、 店頭には、外国映画(米国以外)の佳作も目白押し。レンタル店の品揃えに感心しながら、渋いヨーロッパ映画を一本借りた。

『思秋期』(2011年/英国)

images

images (1)

男女の相反しながらもシンクロするという構成が見事。主人公と同じ年代のわしにとっては心に響く作品。救いのない人生などないのだ。

子供から大人になる時期が思春期とすれば、大人から老人になる間の時期が思秋期ということ。

思春期は、大人になることに悩むが、思秋期は、もう後戻りできない大人になってしまい、あとは年老いていくだけの現実を前に、どう人生の総括、落とし前をつけるかに悩むといったところなのだろうか。肉体的には、更年期にも悩む時期でもあろう。

更年期といえば、援交、金貸し、儲け話、がほとんどな迷惑メールの中に、最近、健康食品会社から「頻尿でお困りではありませんか?」という、親切なメールも届くようになった。

わしももう、人生は秋。清水町上区老人会への参加の日も近いのか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>