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3/3 若い衆からパワーをもらう

午前中、富山市にある書家satoshiさんのアトリエを訪問。

先日、氷見の民宿で一緒だったのだが、あまり話ができなかったので、本日は、チョー個人的なお願い

(世の中では、それをわがままと言う)をしに行く。

快諾していただき、こいつあ、春から縁起が良いわい。

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スケールの大きな個展も計画されているのだよ! 

午後から、事務所で少し頭の中を整理し、夜は、高田屋で会合。

メンバーは、コンプレッサーと、ギャラリーsaku(株式会社 能作)の明道さん。

わしが頭になって、先日の氷見民宿メンバーでの会を春から定期にしていき、面白いことを発信していくことになりそうです。

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二人が頼んだのは「馬刺し」。若い上にまだ精をつけるのかい。

今日、会った三人は、三人共、わしより12歳以上年下。

わしがデパートを退社した年に近いが、皆、ずっとしっかりした考えをもっている。

でも、この世代の友人をいっぱい持ててよかったと思う。

だって、もし間違って長生きしたら、同年代の友人達は誰もいないかもしれないし。(笑)

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3/2 3月スタートでエンヤコラセ

3月突入。今年もあと10ヶ月。

最初の週末は、春支度。

冬衣料や暖房器具などは、桜が散る頃まで必要となるが、防雪用の、庭木の雪囲いや、勝手口の雪止め、などを外す。タイヤ交換は、もう一週間様子を見ることにした。

嫁はんは、増税前に少し生活必需品の買いだめを考えているらしく、そのラインナップ。「缶ビールは10ケースは買わんといかんなあ」だと。(苦笑)

で、応募小説『吊るされた男(仮題)』のプロット修正も一応完了。なんと、一番最初の草案の形に落ち着いた。悩みに悩んでまわりまわった、この二ヶ月弱は一体、何だったのか。でも、骨格は変わらなかったが、肉付けは大きく変わった。線の太い物語にしますぜ。

あと、4月からスタート予定だった新ビジネス「編集企画室ing3」だが、スタイルを変えることにした。もっとも、まだスタッフなど準備は進んでいなかったので再構築するにもまだどうにでもなる。いったん仕切り直しとなったので、当面、開業は今春としか言えない。でも、立ち上げるからには、今まで誰もやっていなかったようなことをやりたいと思っている。

明日から今月いっぱい、いろいろと忙しいが、仕事だけではない。新しい取り組み、新しい出会いが目白押しなんで、楽しみでしょうがない。久々に、わくわく感でいっぱい。

気持ちが高揚したところで、BGMに河内音頭で、エンヤコラセ、ドッコイセ♪

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おー、よ-来たの、わ~れ~!(byミス花子)

 

 

 

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2/28 今月の寝床本

2月も千秋楽。

おじさんの会社の月末処理も当月内に終了。

今週は、月末〆仕事が重なり、特にネタもないので、今月、寝しなに布団の中で読んでいた、寝床本の紹介。

 

『帝都妖怪新聞』湯本豪一(角川ソフィア文庫)

『妖怪談義』 柳田國男(講談社学術文庫)

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眉唾物と学術物という対称的な2冊を読んでこそ見える真の妖怪像。

 

『禅とは何か』水上勉(新潮社)

『禅問答入門』石井清純(角川選書)

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心を無にして瞑想すれば、あなたも自宅にいながら宇宙と繋がることができます。

 

『ぼくらの脳の鍛え方』立花隆 佐藤優(文春新書)

『「大発見」の思考法』山中伸弥 益川敏英(文春新書)

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この2冊を読んだからと言って突然頭が良くなるわけではないがヒントは満載。

 

『流行作家は伊達じゃない』今野敏(ハルキ文庫)

『中級作家入門』松久淳(角川書店)

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右書はハウツウ本のスタイルをとっているがそんな目的で読んだらほとんど余談。(笑)

 

さて、いよいよ3月。

デパートマン時代、2月が本決算、3月が新期スタートだったんで、今も、3月が新年度のように感じるのよね。

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2/27 月末仕事と新企画

2月最終週の今週は毎日〆切り仕事。

おじさんの会社の月末処理もスムーズ。除雪作業が少なかったからなんだけど、こんな年は初めて。

おじさんにつれられて、和田西町『北栄亭』へ飲みに行く。 新鮮お刺身も美味しいけど、牛タン焼とかうなぎ蒲焼とかが、これまた美味しいんです。

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この時期のイチオシは、茶碗豆腐を使い、すり身も入った湯豆腐かな。

 

あと、連載仕事も〆切り。

新聞エッセイが週周りの都合で来週になったので、今月は4コマ漫画だけ。

まあ、28日までしかないんで、助かったんだけど。

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北日本新聞富山地区ミニコミ紙「みら~れ」の連載は、来月号で丸4年。

 

そんでもって、4月からの新企画の打ち合わせ。

忙しいコンプレッサーに、無理行って仕事帰りに寄ってもらったのだが、向こうも懸案事項があったらしく、二人でアイデアの出し合い。

何事も楽しんでやらないといけない。

新年度から、富山県ネアカ計画(笑)がスタートします!

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思考は志向であるべき。

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2/23 自己啓発週間

2月第3週は、おそらく一年で一番お暇な週なので、仕事はぼちぼち進め、部屋の片付けをしたり、春支度をしたり、民宿へ行ったり。

また、自己啓発週間と銘打って、気になってたミステリーを連日読み。

※2月17日(月)

『開かせていただき光栄です』皆川博子(ハヤカワ文庫)

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18世紀のイギリスの解剖学というあなたの知らない世界が、邪悪にして耽美に、グロテスクにてインテリジェンスに広がる。豪華な推理のフルコース、〆のデザートまで巧緻を極める。

※2月18日(火)

『隠蔽捜査』今野敏(新潮文庫)

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著者がエッセイで「これで結果が出なかったら作家を辞めるという覚悟で書いた作品」とあったので読んだ。渾身の気持ちは入っているが筆の力は自然体である。さすがだなあ。

※2月19日(水)

『ハルビン・カフェ』打海文三(角川文庫)

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舞台を含めテクニカルなガジェットが、重厚で硬質な人間ドラマを輝かせている。人間が繰り返す愚かな過ちは神の悪意なのなら正義という大儀はなくなるのだろう。

※2月20日(木)

『掏スリ模』中村文則(河出文庫)

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単なる犯罪小説ではなく、深い精神世界と旧約聖書の絶対神の世界が織り成すノワールとなっている。不条理で絶望的な物語ともいえるが主人公の生への執着が救いとも言える。

※2月21日(金)

『雪冤』大門剛明(角川書店)

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第29回横溝正史ミステリ大賞受賞作。冤罪と死刑制度という重いテーマ。仕掛けの数々のツイストがききすぎているので辻褄会わせにやや疑問も残るが。(苦笑)

※2月22日(土)

『扉は閉ざされたまま』石持浅海(祥伝社文庫)

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このトリックとロジックはさほど驚くほどでもないが、犯人を追い詰める意外な探偵役が魅惑的でスリリング。結局、世の中最大のミステリーは男女間の恋愛心理なのかもしれない。

 

推理小説を書いている間は、なるべくプロの書いたミステリーは読まないようにしている。だって、比較しても仕方がないのだが、どうしても自分の下手さに嫌気がさしてしまうので。

で、執筆再開前のまとめ読みもしたし、今後は、書きあがるまではミステリーは読まないかもね。

でも、この6冊を読んで良かったと思う

とくに、皆川博子『開かせていただき光栄です』は、素晴らしかった。

何が、素晴らしいといって、作品は、著者80才を超えての新境地なのだよ。

50ちょいの素人のわしが、作風に迷いを感じている場合ではないのだ。

書くしかない。

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2/22 応募小説と山賊

自己啓発週間だった今週は、応募小説『吊るされた男(仮題)』のプロット修正も手がけた。

連日読んでいたミステリー小説にも刺激され、自分で言うのもなんだけど、ぐっと推理小説っぽくなった。

その分、人間ドラマが希薄になったような気もするが。

とにかく、これでOKとして、3月から、新たな気持ちで執筆を再開します。

で、デッドライン。

春の新人賞には間に合わないので、秋の新人賞に標準をあわせる。

となると、A賞かY賞になる。今のところは、気持ちはY賞。

難関だが、目標を下げたこと、挑戦を避けたこと、全力を尽くさなかったこと、そういうことに後で後悔はしたくないのよね。なにせ、新人賞応募というには、本当にもう、若くないので。

で、今週は、漫画も読んだ。 

イラスト仲間の山本ちろが、面白いよと言ってたので購入。

『山賊ダイアリー』岡本健太郎(講談社)

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著者は現役の新人ハンター。生のための殺という人間の業という深いテーマをちらつかせながらも、全く力の入っていない、すっとぼけたユーモア感覚が秀逸。あと、取った獲物の料理レシピもあり。

さて、明日からは、自己啓発週間だった今週に、読んだ小説本を紹介します。

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2/21 別れの季節

世の中的に卒業式シーズンにはまだ早いが、我が家は、そろそろ。

何のことかというと、裏庭の野鳥の楽園に来る鳥達とのお別れ時期。

冬の間、雪なんかが積もると、朝早くからやってきて鳴いて、餌を催促していたんだけど、暖かくなり、梅の花が咲きだせば、ウグイスやメジロなんかはそっちの蜜を吸いに行ってしまうし、虫が顔を出し始めれば、完全に皆、山へと戻っていってしまう。まあ、ハッキリした人達です。(笑)

冷凍庫の柿は、あと7個。

来週はもう春の陽気になりそうだし、なくなった時点で、今期の楽園終了とします。

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柿の上と下にいる、つがいのメジロ。わかるかな?

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バードフィーダー上と左下にいるヒヨドリ。これはつがいでなくライバル。

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2/20 文芸春秋3月号

第150回芥川賞受賞作、小山田浩子『穴』が掲載されている、文芸春秋3月号を買ってくる。

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受賞作を読んだけど、いい意味でも、悪い意味でも、芥川賞らしい作品。

選評は、受賞作でなく、候補作の一つ、『さようなら、オレンジ』の選考委員の大激論になっていて、興味深く読んだ。受賞賛成派を、反対派がそのエネルギッシュなNO!パワーで押し切ったという感じ。

わしがこれまで読んだ中での、印象深い芥川受賞作は、『壁』安部公房、『岬』中上健次、『或る小倉日記伝』松本清張、『土の中の子供』中村文則、『夏の流れ』丸山健二、といったところかな。

 で、ほぼ真ん中に、見開きカラーで「高岡市」の紹介ページ。芥川賞受賞作掲載という一番関心を集める号なんで、実にタイムリーではないか。

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あと、靖国やら、北朝鮮やら、中国やら、NHK会長失言やら、といった、いつもの感じな特集紙面。

でも、この雑誌は、冒頭のカラーグラビアから、つかみの文化人らの随筆ページ、そして〆の書評ページが一番面白いのよね。

以前はずっと購読していたのだが、かさばるので、あっと言う間に本棚を占領するし、年末に廃品回収に出すのが、これまたたいへん。

なもんで、今は、興味あるところだけをなるべく立ち読みで済ましている。

文苑堂さん、ごみん。

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2/19 映画館にて思う

映画を観に、イオン高岡のtohoシネマズへ。

若いカップルが発券機の前。二人分買うのに、もたもたする男に「ちょっと代わられま」と言って割って入り、テキパキと購入する女性。その後、男性が、コーヒーを買いに行こうとする女性に「もう時間だよ」と入場を促すが、「予告編は10分以上あるのよ」と一喝されていた。女性のカッコ良さに心の中で拍手。

で、思うが、本編直前に上映されるマナームービーのあの映画泥棒って目立ちすぎではないか。あんな姿じゃすぐ見つかるし、すぐ捕まる。踊るし。以前、麻雀好きな友人があれを見て「俺、ずっとあの顔って、イーピンかと思ってた」と言ってたなあ。(わかる人にしかわからんが)

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で、作品は、洋画のラインナップで選んだ。『大統領の執事の涙』も考えたが、もし、アメリカアメリカしたお涙頂戴物だったら、気分が悪くなるんで、あんまり考えないで見られるヒーロー物に。

『エージェント・ライアン』ケネス・ブラナー監督(2014年/米国)

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主人公のライアンは頭脳明晰だが見た目も中身も頼りない。なのに、ピンチにはスーパーマン顔負けの大活躍。このへんは海兵隊時代の伏線があるとはいえ違和感ありあり。だが、何と言っても、陰の上司役の、ケヴィン・コスナーが良い! しかし、悪人、いい人すぎ。(笑)

観終わって、本屋へ行き、本を少し購入。

今週は、少しインプットに勤しみます。

 

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2/18 富山の民宿へ行って飲みたい人の会 結成

自分週間二日目にして、今週のメインイベント。

『富山の民宿で飲みたい人の会』、略称TN会、結成会。

場所は、氷見の民宿「げんろく」。

結成会参加者は6名。

・三味線芸人でエンターテイメント獅子舞団体を立ち上げた、中山さん。

・北陸似顔絵界の重鎮、チャンネル2・3さん。

・海外での個展も大成功、書道家さとしさん。

・高岡のイベント仕掛け人、ギャラリーSAKUの明道さん。

・マジシャンのコンプレッサー。

・と、わし。

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大いに飲み、大いに語っての一夜。(写真には写れているが、いたかどうか怪しい人間が約一名)

「次回は、花見だ、キャンプだ」、と再会を誓う。

しかし、それって、民宿関係なしのただの、富山の飲み会(TN会)じゃ~ん。

フェイスブックにグループページを作る予定なんで、できたら、またここでリンク張ります。